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「胎盤ポリープ」の疑い〜①診断を受けた時のこと

流産手術後の経過は順調、京都で水子供養や子授け祈願もして、次の不妊治療に向けて準備する段階に進むとばかり思っていたらまさかの事態になりました。

(これまでの経過は流産手術①をご覧ください) 

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流産手術後3週間検診では全く問題なし。なのに「手術後、だいたい30〜40日くらいで生理が来ます」と言われていたのに生理が来ない。あれ?とは思いつつも、流産手術は初めてだったので、きっとホルモンバランスの乱れなどで若干遅れちゃってるのかなぁ、程度に思っていたら、「胎盤ポリープの疑い」というまさかの診断を受けることになりました。

 

 

胎盤ポリープとは?

こちらより引用

胎盤ポリープとは,分娩または流産後の妊娠組織の遺残に血管浸潤及びフィブリン沈着によって腫瘤が増大し,ポリープ状になったものである. 発生頻度は 0.05~5.3%と低く稀な疾患ではあるが,時に大出血を引き起こす重要な疾患である.

かつては子宮全摘出術が最も確実な治療法とされていたが,近年,子宮動脈塞栓術(UAE)や経頸管的切除術(TCR),メトトレキサート(MTX) 投与による保存療法なども報告され良好な治療結果を得ている.

また,胎盤ポリープの中には,時間経過とともに血流が減少・消失し,自然排出が可能であったという報告もあり,治療的介入を行わない待機療法も選択肢として挙げられるようになった.しかし,治療方針の決定にあたり,未だ明確な指針は確立されていない.

 

フィブリンなんちゃらと難しい言葉が並んでいますね……

かなり発生頻度は低いものの、胎盤ポリープは妊娠した女性全て(分娩・流産問わず)に発症する可能性がある疾患のようです。

 

お医者様からの説明でも、「出産や流産の後に、子宮内に赤ちゃんの組織の一部が残ることがある(特に流産手術の場合、完全に全組織を掻き出そうとすると柔らかい子宮を傷つけてしまう可能性があるので、若干残る程度にとどめることも多いらしい)。本来なら自然排出されるはずの、その赤ちゃんの組織の一部が子宮内の筋層内に入り込んで血流を得て成長してしまい、結果、腫瘤(ポリープ)になっている疑いがある」という感じの説明を受けました。

 

この疾患において、「生理が来ない」というのは重要なサインらしいです。 どうやら、赤ちゃんの細胞の一部が子宮内で成長してしまってhCG(妊娠中と同じホルモン)が分泌され、体が妊娠しているのと同じ状態になってしまうため生理が来ない、ということです。

 

また、同様に流産手術後、hCG値が高いケースとして「絨毛性疾患」「胎盤遺残(再手術)」などがありますが、「絨毛性疾患」は、流産手術時の病理検査で問題が見つかった場合以外での発生頻度はかなり低く、また、hCGも高い数値になることが特徴。 「胎盤遺残(再手術)」は、手術後、早い段階で子宮内に明らかに遺残が見られたり、手術後もhCGが下がらず高い状態を維持していることが多いそうです。

 

胎盤ポリープがこの2つと異なるのは、病理検査で異常がなく、子宮内もちゃんと綺麗になり、hCG値もちゃんと下がっていて手術後の経過が順調に見えても、その後に異常が発見されること。そして、hCG値が1,000単位など異常に高くはならず、低め(2桁〜3桁程度)なことらしいです。

とはいえ、手術後すぐに胎盤ポリープが急成長した場合などは胎盤遺残に近い症状になるでしょうし、病理検査で問題なくても絨毛性疾患の可能性はゼロではないそうなので、色々なケースがあり明確な判断が難しい模様です。

 

診断を受けた時のこと

異変が見られたのは、流産手術から約2ヶ月後の経過観察検診(生理が1回来るくらいのタイミングの検診)の時でした。

 

普通は手術後30〜40日後くらいに生理が来るそうですが、わたしは約2ヶ月生理が来ませんでした。また、流産手術から1ヶ月ほどは基礎体温がガタガタだったのですが、その後は高温期の体温を維持していました。内診を終えた先生から、「子宮内に何かが見えます。血液検査とMRIで確認が必要です」と言われても、正直ピンと来ていなくて「再手術かな」と思ったのを覚えています。

「検査結果を確認しないとはっきりしないのですが、いくつかのケースが疑われるので検査結果が出てからお話ししていきましょう」と言われて、その日は採血をし、MRIの予約をして病院を後にしました。

 

後日、MRIを受けた翌日の診察で驚きの展開になります。 

まず、内診が医師2名体制でかなり慎重に行われました。「うん、やっぱり血流が盛んな状態だ」とかいう言葉が聞こえました。

流産手術後の再手術は比較的よくある事のようだったし、だんなさんにも「ちょっとついてないけど、再手術しないといけないかも」というトーンでしか話していなかったので、「これで再手術だと、不妊治療の再開もさらに遅れちゃうな…」程度の心配をしていたわたしは、この診察で一気に不安が募りました。

 

内診後、先生から告げられたのは「胎盤ポリープの疑いがある腫瘤が認められます」でした。

 

「hCGが100程度と低めですが、腫瘤に血流が盛んなので大量出血を起こす可能性があり、状況によってですが、子宮動脈塞栓術(UAE)という、子宮の動脈の血流をとめる処置をした上で手術を行う可能性があります。しかし、この病院ではUAEの対応ができないため、対応可能な大学病院で再診断を受けた上で治療を進める必要があります。大学病院に紹介状を書きますので、できれば早々に、明日、大学病院へ行けますか?」

 

正直、気持ちがついて行かず「え?え…?」って感じでした。この時点でようやく先生に、「すみません、あまり事情が飲み込めていないのですが、結構おおごとなんでしょうか?」と間の抜けた質問をしました。 

 

大学病院へ転院することに…

どことなく現実感がないまま、うまく働かない頭を必死に動かして、病状やどういう危険性があるのか、今後の治療がどうなっていく可能性があるのかなどの説明を受けました。

 

その後、総合病院から直接大学病院へ事情説明の連絡を入れてくれて、しかも、なかなか予約が取りにくい大学病院の産婦人科の予約まで取ってくれました。こういう病状だと、病院として当然の対応なのかもしれませんが、気持ちが焦っていたわたしには、とってもとってもありがたいことでした。(流産手術の時もそうでしたが、こちらの総合病院は説明が丁寧ですし、看護師さんの対応もとても素敵でした。本当に感謝です)

 

その日の晩は、「今後の治療は即手術になるか、MTX(メソトレキセート)という抗がん剤による投薬治療になる可能性が高い」という説明を受けていたこともあり、非常に不安な夜を過ごすことになりました。手術も抗がん剤も、どちらも未知数過ぎて怖くてたまりませんでした。

しかも、胎盤ポリープ自体が稀な疾患だからか、ネット上は医師が見るような専門的な情報が中心で、あまりブログなどの闘病記がないという状態。なので、診断を受けてから少し時間が経ってしまいましたがブログに書くことにしました。

 

▼大学病院での再診断と、治療方針についてはこちらに続きます。 

 

☆なつつ☆